
交通事故に遭われた際、被害者の方が最も不安に感じるのが「補償」に関することではないでしょうか。
「交通事故の補償」と聞くと、最後に受け取る示談金や慰謝料をイメージされる方が多いですが、実はそれだけではありません。
あなたが安心して身体を元の状態に戻していくための「施術費」や「通院にかかる交通費」なども、すべてこの補償に含まれています。
1. 被害者を守る「自賠責保険」の仕組み
交通事故の補償の基本となるのが「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」です。これは、公道を走るすべての車に加入が義務付けられているもので、交通事故の被害者を救済するために国が定めた制度です。
この保険が適用されることで、被害者の方は原則として窓口負担0円で整骨院での施術を受けることができます。
【自賠責保険で補償される主なもの】
・施術費(治療費): 病院(整形外科)での検査代や投薬料、整骨院での施術費など。
・通院交通費: 電車・バスの運賃、自家用車のガソリン代(1kmあたり15円)、場合によってはタクシー代など。
・休業損害: 事故によるお怪我や通院のために仕事を休んだ場合の給与補償(主婦(主夫)の方の家事従事も対象となります)。
・慰謝料: 事故によって受けた精神的な苦痛に対する補償。
2. 「痛くないから大丈夫」は禁物!補償を受けるための初動

事故直後は、脳が興奮状態(アドレナリンが出ている状態)にあり、痛みを感じにくくなっていることがよくあります。
しかし、数日〜数週間経ってから「首が回らない」「頭痛がする」「手足がしびれる」といった症状が出てくるケースが後を絶ちません。
ここで重要なのが、「事故後すぐに医療機関(整形外科など)で医師の確認(診断)を受けること」です。
もし、「大したことないから」と身体のケアを放置したり、医療機関への受診が遅れたりすると、後から痛みが出ても「事故との因果関係がない」と判断され、交通事故の補償(施術費や慰謝料など)が受けられなくなるリスクがあります。
ご自身の身体を守るため、そして正当な補償を受けるためにも、少しでも違和感があればすぐに受診し、整骨院でのケアを開始することが大切です。



















